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アイドルが好きです。

阿呆浪士簡易togetter

ブログを書こうと思ったのだけど、書きたいことが多すぎていっこうにまとまらなかったので、雪崩みたいにツイートした自分のツイートをまとめてみました。

本記事が書けたら(書かないかもしれないけど)これは消すかもしれないですが、何せ公演期間中に書くとしたら時間が足りない!ので、取り急ぎ。

ネタバレしてます。

 

戸塚くんのこと

 

ストーリー(時系列)

 

全体

 

 

いや、ほとんど戸塚くんのこと話してなくない?!

話してないだろうなぁとは思っていたけど、ここまで話してないとは思わなかった。何しに行ってるんだ、私…。さすがに反省したので、戸塚くんのよかったことを書いておきます。

  • 八をとても魅力的に「演じて」いた

昨年「BACKBEAT」で戸塚くんが演じたスチュアート・サトクリフは戸塚くんのパーソナリティに近い部分も多々あって、スチュを見ている時間も多いけど、その後ろに透けている戸塚祥太を楽しんでいた部分もありました。(私は純粋な演劇ファンではなく戸塚くんのファンなので)

では今年彼が演じる八はどうかというと……遠くはないけど近くはない。心の根の部分はきっと似通っているものの、行動として現れる部分は普段の戸塚くんからは想像できない。そんな役を見事に演じ切っていたと思います。

時代物ということもあり、いつもとは違うビジュアルで舞台の上に立つ戸塚くんを最初に見たとき、正直に話すと面食らったしすぐに気持ちの整理はできなかったけど、その部分を超えさせてくれるくらいのパワーで魅力的な人物を演じ切っていたと思います。

戸塚くんの演じる八はとてもチャーミングでした。だらしないし、乱暴だし、無鉄砲だけど、どこか憎めない。本当にばかだし、立派な人物だとはいえないけど、ただのばかではない。「阿呆だけど、こいつはいいやつだ、すごいやつだ」と信じさせる説得力を持って、戸塚くんは八を演じていたと思います。(ファンがこのように評価するのは当たり前なので、一般的にはあまり意味のあることではないとは百も承知ですが…)

お芝居を通してそういった説得力を感じさせてくれたのは、私個人としてはとても嬉しいことでした。

  • どんどん上手くなる

よかったところと言っていいのか悩ましくもありますが、本当にどんどん上手くなっていったなと感じました。毎年のことではあるのですが、今年特にそう思ったのは初めてのコメディーだからからもしれないです。初日に友人が「コメディーは“間”が大事だよね」と言っていて、私もそうだよねーと思ったのだけど、素人目ながら回数を重ねるごとにその“間”が上手くなったなぁと感じました。熱海から数えると七年目の個人舞台、まだまだ吸収することがあるんだなぁと感動しました。これ一体何目線?

あと俵星玄蕃ね!初日はあまりに不安で歌詞がまったく頭に入ってこず、二回目に見たときに「吉良ァのォ〜」をめちゃくちゃ外してくれやがって思わず椅子から転げ落ちそうになり、もうこれ一生ネタにしてやる…と思っていたけど、今ではしっかり歌えるようになりました。その分「難しい歌だった…」の破壊力は減りましたが、非常によかったです。(日常的に歌っている曲とは節回しがまったく違うし、曲としても普通に難しい歌だと思うので、本当によく頑張りました◎◎)

  • 顔がいい

めちゃくちゃ顔がいい。

造形が美しいのはいつものことですが(最高か)、やっぱり戸塚くんは表情が豊かなところがいいですよね。八はとても表情豊かなキャラクターなので、戸塚くんが持っている表情の豊かさが活かされていてよかったです。概ね笑っているんだけど、だからこそ討ち入りをしないという蔵之介に啖呵を切るところの険しい表情が際立って最高でした。

「笑っている」といっても、全部同じじゃなくて、例えば討ち入りの前の幸と直とのシーンだとか、切腹前のシーンだとか、言葉で表そうとすると全部「笑っている」なんだけど、それぞれのシーンに相応しい感情が滲み出た「笑っている」なので、そこは見どころかなぁと思います。

 

 

コメディーは苦手、と初日嘆いていた私ですが、結果的にはめちゃくちゃ楽しんでしまっています。もちろん劇場に何度も足を運ぶのは自担がいるからに他ならないので「作品が良かったから!」だけではないけど、今まで見た個人舞台の中で観劇後の満足度はかなり高いです。いいもの見た!と思える作品に戸塚くんが出られることに感謝。

阿呆Fes.次回は、1/31〜2/2までの大阪公演。もし迷っている方がいたらぜひ劇場に足を運んでいただけたらなぁと思っています。「損はさせません!」と私は言えます。