I like what I like

お好きにどうぞ

この世は沼ばかり〜ジャニオタがFantasy on Ice 2017に行ってきた話〜

足を踏み入れてはいけないと思っていたものの一つにとうとう足を踏み入れることとなったので、ご報告をさせていただきます。

生まれてこのかたうん十年、ジャニーズ畑の真ん中でぬくぬくと育ってきた私にとって未知の世界ではありましたが、驚くほどジャニオタのツボを刺激するポイントが溢れていました。
私が富豪なら、フィギュアスケートにちょっと興味があるという世のジャニオタ全員にチケットをプレゼントしたい。私が連れて行ってあげる!と言いたい。
残念ながら富豪ではないので、1えび座〜2ジャニワの間の価格帯のアイスショーのチケットなどプレゼント出来ません。

全く別のものだとわかっていて、アイスショーアイスショーで楽しんだんだけど、時折潜在的なジャニオタ魂に訴えかけられので、その辺を中心に残しておこうと思います。

※後半はただただ私がスケーターに沸いているだけです。

 

さて、今回アイスショー行ってみよっかな?となったきっかけは、某フィギュアスケートアニメかなと思います。しかし、もともと大ちゃんこと高橋大輔さんがすごく好きだった私にとってフィギュアスケートは遠くはない存在でした。

行ってみよっかな、なんて気軽な気持ちでデビューしてみたものの、チケット取るの大変なんですね。今回はお相伴にあずかったのですが、来年以降怖い。

競技のオフシーズンはアイスショーがあるということを知ってはいましたが、内容は未知なのでおっかなびっくりで向かった幕張メッセ

どんな感じなのか想像もつかないって緊張しますね。久々に現場前に緊張した。最近、コンサートや舞台じゃ初日だろうがオーラスだろうが全く緊張しなくなってた私にとっては懐かしい感覚でした。ただ幕張はめちゃめちゃ遠くて心折れた。

会場に入ってまずリンクサイドの壁がないことに驚きました。ショートサイドのお席だったんですが、客席から1メートルもない場所までリンクがあって、こんな近くで見れるんだなぁとびっくり。

あと寒かった。連れて行ってくださった方に寒いと言われていたので膝掛けを持っていっていたから耐えられたものの足元から冷気がすごい。冷える。

会場の中は、照明がキラキラしてて、結構大音量で音楽が鳴ってて「これはコンサートですか?」と戸惑い、客電が落ちてオープニングが始まった瞬間「やっぱりこれはコンサートでは?」と疑い、終わった後には「結果、コンサートだった!」と確信しながら帰ってきました。

生演奏もあるので本当にコンサートではあるものの、私が言いたいのは『ジャニオタ的イメージのジャニーズのコンサートと通ずる部分があった』ということです。

 

例えば、オープニングやエンディング。出演者が総出で氷上で踊る姿。国内外の有名スケーターが一つのリンクの上で、一緒に滑って、楽しそうに踊ってるわけですよ。

ここは天国かな?

※幕張公演の出演スケーターはこちらでご確認ください。

Fantasy on Ice 2017 | ファンタジー・オン・アイス 2017 公式サイト / スケーター紹介や公演日程、チケット情報など

私がフィギュアスケートを一番よく見ていたのはトリノ五輪からバンクーバー五輪あたり、といったところでフィギュアスケートに明るい方はお分かりになると思いますが、はっきり言って神が一堂に会したレベル。

その錚々たる面子が、同じステージ(リンク)の上で踊る(滑る)んですよ。

ジャニオタ的にわかりやすく例えれば、ジャニーズカウントダウンコンサートかジャニーズワールド(初演)かな。東西南北 老若男女 過去の自担、現在の自担、未来の自担が同じ板の上に勢揃いしてしまうあの感じ。

豪華過ぎて目が二つじゃ足りない。私は、百目になりたい。

 

あと、歓声の温度感がコンサート過ぎました。

オープニングで満を辞して羽生くんが登場した瞬間、幕張メッセ揺れたよね。

個人的にはあのレベルの歓声を巻き起こせるのは、山田涼介(Hey!Say!JUMP)か、羽生結弦か、というところです。

件の羽生くんについて、私個人としては普通に応援はするけれど、そこまで好きではないと思っていたわけです。

そう、生の彼を見るまでは。

いやー、びっくりした。すごく……なんていうか……美しかった。美しかったんですよ。彼の周りだけ光の粉でも舞ってるのかな、と錯覚するほどキラキラ輝いていた。すごい。

最初は歓声がすごくて驚いてしまいましたが、見れば見るほど、歓声が湧き起こるのも当たり前だなぁという気持ちになり、結果的には冷静に見ることが出来なくなってしまいました。

※羽生くんについての色々は後述。

 

アイスショー全体の流れとしては、全員でのOP後、アーティストとのコラボとスケーター一人一人がプログラムを滑るパートが順々にあるような感じ。1時間半ぐらいで休憩時間を挟んで、後半パートへ。こちらも同様にアーティストとのコラボと一人一人のプロ。そして、エンディングにもう一度全員でのスケーティングという形です。

ざっくりいうと、ソロがたくさんあるコンサートをイメージしてください。

正直、行く前は3時間(予定)も見てられるかなぁと不安だったんですが、始まってみると本当にあっという間の時間でした。

スケーターが変わるというのもあるし、構成としても飽きさせないように緩急がついていて、ショーとしてとても楽しかったです。

最初から最後まで本当に全く飽きることなく楽しめた3時間半(結果)でした。

あと、時間と同列ぐらいで不安だったのが、画角的に楽しめるかということ。

テレビ放送だといい感じにカメラが追ってくれて、常にそこそこいい画角で見せてくれるけれど、生ってことは定点観測なわけで、それってどうなのかなぁ…って思ってたんですけど、全く無駄な心配でした。全然大丈夫。

 

フィナーレ的な部分では、いつもコンサートで感じている、あぁ……終わっちゃう、終わってほしくないなぁ……、という気持ちにもなりました。

本当に夢みたいな時間でした。

コンサートとアイスショー、会場の雰囲気だとかプログラムとかそういう部分で似通っている部分もあるけれど、やっぱり一番似ているのは本質的な部分だと思います。同じように夢みたいな世界でした。

夢を見ていられるのはたったの数時間で、夢から醒めると現実の世界に戻ってしまうけれど、その瞬間の煌めきと感動を心の中に残してくれる。かっこよくて綺麗で美しくて気高い、魔法使いみたいな人たちが集まっている素晴らしい空間。そりゃ楽しくないわけがない。

 

競技としてのフィギュアスケートは、技術や芸術性を競うものだから緊張感もあるし、何よりも彼らはアスリートの表情をしていて、見ている側としても楽しむというよりは応援するという気持ちになってしまいます。

でも、アイスショーの彼らは、スケートが上手でスケートが好きなエンターテイナーの表情をしているように思います。のびやかで楽しそうな、ある意味子供のような表情。それを見ているとやっぱり楽しくなっちゃう。

テレビでは競技者としての一面しか見れていないんだなぁと思うと、なんだかもったいないなぁという気持ちになってしまいました。

この数年間、行こう行こうと思いながら、ずっと行かずにいたことが勿体無かった。

興味があるならぜひ行ってください、と心から思います。ほんと楽しいから。

でもね、気をつけた方がいい。ここもきっと沼です。

 

***

 

さて、せっかくなので、私が感じた特に印象に残った出演者についてメモ書き。

イメージとフィーリングなので、違う部分があったらすみません。一応Wikipediaは見ましたが(笑)、全然知識がない!詳しい方がいらっしゃったら、訂正がてら是非色々教えてください。全体的に敬称略。

そして、お気付きかと思いますが、私は!男子フィギュアが!好きです!

(女子に対する記述が少なくてすみません) 

◆アンナ・カッペリーニ / ルカ・ラノッテ

競技ではなかなか見る機会がないアイスダンス。ちゃんと見たのはこの日が初めて出来たが、本当に綺麗でドキドキしてしまいました。見惚れることが本当に多かった。

当たり前ですが、二人だからこそできる表現というのがとても多くて、シングルにはない美しさと見応えがありました。

テレビ放送が少ないせいもあり、なかなか見ることがない種目だったけど、もっと見てみたいなぁと思いました。

ハビエル・フェルナンデス

安藤美姫の彼、というイメージが強すぎた彼。二曲のプロのうちの一曲を彼女がお手伝いしていたのは期待を裏切らなかった(笑)

コミカルでユーモア溢れる演技をする選手というイメージ通り、とても楽しませてくれました。表現としてはおどけていて可愛らしさがあるんだけど、力強さも感じられ見応えがあります。

◆エラジ・バルデ

はじめまして、のスケーターでしたが、とにかく大活躍だった!いうなれば仕事人の出来ジュです。

身体能力がとにかく高い。バックスピン(要するにバク宙)を連発していました。くるっくるまわる。塚田くんかな?

楽しそうに滑っているので見ていて楽しくなる。そういうところも仕事人。

エフゲニー・プルシェンコ

フィギュアスケート界のレジェンド。

オーラがすごい。リンクの上にいると視線が吸い寄せられます。ブラックホールかな。これだけ錚々たるメンツの中でも少し格が違うなぁと思ってしまうほどでした。

立ち姿が美しい、ジャンプが高い。一瞬で場の空気を作って、観客を彼の世界へと引き摺り込んでしまう。

すごいことは知っていたけれど、本当にすごかったです。

二曲滑ったうち、一曲目の東日本大地震の被災者の方へ捧げるプログラム。表現の仕方が芸術家でした。終わった後、なんだかよくわからないけどすごいものを見てしまったなぁと思う。

二曲目は、Sex Bomb。有名なEXナンバーらしいですね!私はここで初めて見たから、度肝を抜かれてしまいました。こんな面白いこともするんだ……と思ったけれど、ググってるとスケートの上手い芸人なのかな?と思う動画がザクザク出てきてびっくり。

100回見たら100回唖然とするし笑える。

プルシェンコ 2001 画質良好SexBomb - niconico

一人で滑ってる時ももちろんすごいんだけど、大勢の中にいてもオーラがすごかった。見ちゃう。

ステファン・ランビエール

王子様だった。優雅すぎる。貴族みたい。王子様だった。

清塚信也のピアノに合わせての戦場のメリークリスマスとプリンスのSometimes It Snows In April。どっちも素晴らしかったんだけど、プリンスの方は衣装も含めて本気で王子様かな?と思いました。なぜ放送してくれなかった……。

流水みたいに滑らかな滑りがとても印象的でした。全部がきちんと繋がっていて、説得力がある。変な表現だけど、一筆書きをしてるみたいな滑りだと感じました。スピンはやっぱりすごく綺麗。ため息出ちゃう。

あと、フィナーレでリンクのギリギリまで滑ってきてくれるところで目の前がランビだったのだけど、ひとつふたつズレたとこにスイスの国旗を持った方が居て、すかさず彼女のところにサービスして去っていくところも王子様すぎました。

すごくどうでもいいけど、彼の身のこなしを見ていると、戸塚担の血が騒ぎます。ちょっと似た空気感がある。

※後日動画をたくさん見ていたら、若い頃の落ち着きのない会見動画が散見されてとってもキュートな人なんだなぁと驚きました。ジョニーと戯れてるのかわいい。時々小学生男子(もしくは幼女)に見えるのなんでですか?

※一日一回見てる動画 【KOI】ツンデレジョニーとしょんぼりランビ【保護者ジュベ】 - niconico

ジェフリー・バトル

とてもダンサブルなプログラムだったのだけど、本当に氷の上で踊っていた。マジで踊ってた。体の使い方は見慣れているダンスに近いものなのだけど、それが氷上を滑りながらだとこういう表現になるんだなぁと感心しました。活き活きと楽しそうに踊っているから、見ているこちらの気持ちも高揚していきます。やんちゃな男の子みたいで可愛かった。

彼自身のプログラムもさることながら、OPとEDでは振付師としても大活躍で、盛り上げ方がすごいなぁと思いました。 

ジョニー・ウィアー

大ちゃんと並んで好きだったスケーターです。通称ジョニ子。彼のスケートの独特の世界観や常に背後に薔薇を背負っているようなお耽美な雰囲気がとにかく好きで、ジョニーが滑る間は瞬きするのすら惜しいと思っていました。そして、中性的な容姿がとても魅力的に感じていました。密かに妖精と呼んでいた。

そんなジョニーが清塚さんのピアノに合わせて滑るBaby, God Bless You。切なさと優しさが溢れる演技で胸が締め付けられました。ジョニーの素晴らしい表現力が前面に出ていて思わず涙が溢れました。すごく美しかった。綺麗よ、ジョニー……。

表現は繊細で柔らかなんだけど、滑りは力強くてしなやかなところがたまらなく好きです。弾力性があって安定感のあるスケーティングだと思います。体幹がしっかりしてるのかな。

しかし、これはなぜ放送されなかったのでしょうか? ちょっと根に持ちそうです。後半のHow it Endsもよかったけど、私はBaby〜が好きだったから本当に悲しい。

そして、ジョニーはいまだに可愛かったです!若い頃のジョニーは本当に妖精みたいな可憐さだったけど、三十路を過ぎたジョニーはセクシーでかわいい!エロかわいい!という感じでした。

※ジャニオタ的にはランビが白王子でジョニーが黒王子のシンメだったら、女子供に精神的な死をもたらせるほど最強だろうなぁと思いました。(すぐこういうこと言う) 

安藤美姫

結構意外だったのが彼女。すごく好きなスケーティングだった。

女性らしさと力強さがいいバランスで共存している感じ。ある意味男性的な表現だなぁと感じるところがあって逞しい女性だなぁと思いました。

織田信成

好感しかない。大黒摩季とのコラボで、本当に楽しそうに滑っていてこちらも幸せな気分になりました。人柄がでるというか、とにかく会場が明るくなる。

思いの外近くで見る瞬間があったのだけど、すごく自然体でそこも好ましかったです。 

◆本田真凛

細くて可愛かった。新しいEXプログラムだったのだけど、小悪魔な感じがキュートでした。とても彼女に似合っていたと思います。こういう曲を出来る時間は限られてるから、子供から大人に向かう今この瞬間に選ぶ曲としてはすごく最適ではないでしょうか。本当に可愛かった。 

宇野昌磨

想像以上に小さくて可愛かった。このメンツの中にいるからか余計に子供に見える。男の子ではあるものの可憐という言葉がよく似合う。

でも、スケーティングは本当に素敵だった。すごく滑らかで伸びやか。滑っている時は、表情がとても精悍でそのギャップも堪らない。 

羽生結弦

当たり前のことを言いますが、羽生くんってとてもスケートが上手なんだなぁと思いました。スピード感やジャンプの高さ、回転速度までなんだかすごかった。上手い下手を判断できる程の目はないんだけど、素人目に見てもとにかく研ぎ澄まされていた。否応無しに圧倒されてしまう感じ。

オーラもすごい。彼を中心に据えた演出になっているということもあるんだろうけど、とにかく目立つ。キラッキラしてる。

あと、気迫がすごかったです。テレビで見てる時にも思っていましたが、演技中の羽生くんは、生きるか死ぬかの戦場にいるような目をしています。集中力がすごい。

一つ次元を飛び越えて、高次な空間に存在しているみたい。綺麗とか美しいとかかっこいいとか、そういうレベルじゃなかったです。いい意味で鬼気迫っていて怖かった。点数もつかないし誰かと競うわけでもないアイスショーでこんな雰囲気を感じるんだから、試合の時はどうなっちゃうんだろうと思いました。

当たり前のことですが、やっぱり人気がすごいですね。彼が登場した瞬間、会場が揺れる。まじで揺れる。会場全体が待ち侘びていた感じがひしひしと伝わってきます。

滑ったのは、今期のSPバラ1。4T-3Tのコンビネーションまで入れててまるで試合みたいでした。滑り終わって、アイスショーなのに納得いかないという表情をしていたのも印象的でしたね。いつでも自分と戦っているんだね……。

※これ以上ハマるのが怖いので、彼の動画はあまり見れません。それをやったらもう終わる。

 

ところで、一週間見るのを我慢したテレビ放送を見ながら書いたんですが、私が見たいところが全然放送されなかったのびっくりした!残念!そして、カメラが追うところが私が見たいところじゃないいいいってなりました。マルチアングル……マルチアングルください……